No.197 カーボンニュートラルにするために家にできること!

2050年までの目標であるカーボンニュートラル。

そこで住宅としてでできることの一つとして考えられるのが、自然エネルギーを利用した「太陽光発電パネル」の設置です。

仕事がら、屋根のリフォームをする際に時々私たちも設置に関するお仕事を手伝いすることが多くなりました。

この太陽光発電パネルは最近初期費用ゼロで設置ができることはご存じでしょうか? 

これは「ゼロ円ソーラー」とも言われております。

今回は最新の「ゼロ円ソーラー」でよくある仕組みが「PPA」という仕組み。PPAモデルとは「Power Purchase Agreement(電力販売契約)」という新しいタイプの電力契約モデルです。

簡単にいうと、

  1. 需要者が施設の屋根や敷地を電力販売事業者に提供する
  2. 屋根や敷地に無料で太陽光などの発電設備を設置してもらう
  3. 需要者は発電した電力のうちの使った分の料金を電力販売業者に支払う

ということです。

これって、企業向けであるの?というとそうではありません。

もう少し細かく言うと、PPAモデルとは「Power Purchase Agreement(電力販売契約)」という意味となります。

このモデルは第三者である『PPA事業者』が法人のお客様が所有する建物屋根上に太陽光発電設備を設置し管理をします。

この時の設置費用やメンテナンス費用は『PPA事業者』が負担して設置を行います。

そのため、『PPA事業者』に太陽光パネルを設置して頂いているお客様には設置費用はかかりません。

その代わり、お客様はその太陽光発電設備から作られた電気をPPA事業者から購入し使用するという契約です。

屋根上に設置した太陽光発電設備については『PPA事業者』との契約年数(およそ20年)が終わった後は無償で譲渡されます。

太陽光パネルの寿命は30年程度と言われており、設備を譲渡された後もそのまま使用することができます。

設備を譲渡された後も、しっかり電気代削減に貢献してくれます。

結構シンプルな仕組みです。色々な会社があるので調べてみるのもよろしいかと思います。

「タイナビ」と検索すると ポータルサイトがあるので詳しく説明されています!

個人でも電気を削減できる太陽光発電パネルの設置、考えてみるのも良いと思います。

ヤマテック株式会社 代表取締役社長 山下隆盛

No.190 環境と車の未来

今年の新聞を見て衝撃だったのは、
2026年F1エンジンにも
電動化の比率が2割弱から5割に変わるということです。
今エンジンの世界で何が起こっているのか。
車の世界で何が起こっているのか調べてみた。

電動化といえば電気自動車 EVでも電気自動車とは、
全て電気というわけではないらしい。
日本政府の自動車の規制は、
2035年までに100%電動化を進め、ガソリン車の新車販売を禁止することを決めた。2035年以降は、HV(ハイブリッド)、PHV(プラグインハイブリッド)、FCV(燃料電池車)、EV(電気自動車)しか売れなくなる。

実は、EVだけではなくハイブリッドも含まれるようです
昨日の新聞では、トヨタが世界の自動車製造世界2位ということです。
今後世界は、どんな車が製造されていくのか?
アメリカとEUを調べて見ました。

まずアメリカですが、カリフォルニア州、ワシントン州、オレゴン州などで2035年ガソリン車の新車販売の禁止。
ただ、ワイオミング州では、反対にEVの販売を禁止。
なぜなら、バッテリーの重要鉱物が不足するからとのこと。

EUは、ガソリンでなくエンジン搭載車の自動車販売を禁止していたがそのことを撤回。
特殊な燃料イーフェーエル(co2と水素を合成する燃料)なら良いというらしい。
そもそも日本のHVを排除目的であるが、色々と状況は変わってるようですね。
まだ結論は出ていないということです。

気になるのは、今後アメリカでの日本車の動きです。
アメリカは基本HV車もダメなようなのでかなり気になるところ。
しかしPHVプラグインハイブリッド車は良いみたいです。
この転換期後10年でどのようになるのかこれからも目が離せません。
ウォッチしたい案件ですね。

ヤマテック株式会社 代表取締役社長 山下隆盛

No.178 外装エコロジーそもそも

外壁材をリサイクルということを考えて作った団体です。
最近私の友人がボランティア活動で海外のごみ拾いにいっています。
その人から聞いた話によりますと、海岸はとてもゴミが沢山あるということです。
なぜか?
それはおそらくゴミが川などを伝って流れているのだと思います。

これって結構問題化と思います。
魚が例えばプラをたべると、私たちが魚を食べるのでその魚をたべたらプラが私たちのおなかに入るわけです。
プラは、解けないですよね。
調べてみると、化学物質であるので、体内に蓄積されるとがん発生や免疫力の低下を引き起こすことも言われております。

ペットボトルの各国リサイクル率を調べてみました。
日本は、実は86%ぐらいで高いとのこと。
中国は? 38.5%ぐらいとのことです。でも燃やしている?
ではヨーロッパドイツは? 95%もあるということです。
最後にアメリカは? 28% えっ?て感じですね。

あるデータだとゴミのリサイクルはアメリカよりも日本が悪いとも言っています。
リサイクルの定義によっても違うのでしょう。
そもそもリサイクルをすることは何が大切か?
地球は人間だけのものでなく、動物もいろんな生き物が住んでいます。
しかし人間だけが環境を荒らしているように最近私は思うのです。
もっと人間も少し地球環境を考えて生きていくことが大切だと最近思います。
もう少し学校でもそのように教えていくことが必要かと思います。

外装エコロジー外壁も、やはりリサイクルできるように作ることが必要であると思います。
もちろんリサイクルしていますが、良い外壁が開発されることを望んでおります。
そこに私は今後考えていきたいと思います。

ヤマテック株式会社 代表取締役社長 山下隆盛

No.166 カーボンニュートラル

皆様 明けましておめでとうございます。
私は理事長を仰せつかっております、ヤマテック株式会社 代表取締役社長である山下隆盛と申します。

ご存知だと思いますが、最近「カーボンニュートラル」と脱炭素という言葉 ことあるごとに新聞やニュースをにぎわせておりますが、その意味はご存知でしょうか?

この意味を少し解説をしますと、
カーボンニュートラルを直訳すると、炭素の意味である「カーボン」を「ニュートラル(中立)」の状態にするという意味になります。

つまりカーボンニュートラルは、「温室効果ガスの排出を実質ゼロにする」ことを意味します。

温室効果ガスの排出を完全にゼロにすることは現実的に難しいため、排出量から吸収または除去した量を差し引いて、全体としてプラスマイナスでゼロにするという考え方です。
「ネットゼロ」も、カーボンニュートラルとほぼ同じ意味の言葉として使われています。
平たく言うと、二酸化炭素の排出量を森林などの吸収する量をゼロにすること。
図でいうとこんな感じになります。


(出典https://ondankataisaku.env.go.jp/carbon_neutral/about/

そして、私は我々サイディング業界にもこの流れが押し寄せてくるのでしょう。

例えば、サイディングの製造工程を変えていくことも必要であろうし、また、製造するときに使うエネルギー源が今と違う燃料をつかうなどが変っていくのでしょう。
このエネルギー源を「石油」からのエネルギーを変えていこうがカーボンニュートラルの本質かもしれません。

この再生エネルギーに目をむけると、我々住宅業界では、太陽光パネルがこのカーボンニュートラルの実践版ともいえます。
仮に住宅の屋根にすべてに、太陽光パネルが載っていくとどれだけエネルギーが変っていくのでしょう。
勿論今の電力会社は電気を作って売っているのですからすぐには変えられないでしょう。

このように、今の世界をどのように次の時代、世界に継いでいくことをしないといけないので難しいともいえます。

新しいことは我々は受け入れるのに少し抵抗もあります。
しかし、越えて行かないと上手くはいかないので、我々の団体も貢献することを考えていきたいと思っております。

外壁エコロジーシステム 理事長 山下隆盛

No.152 SDGs

世間ではSDGSという言葉を最近よく見ます。
エスディジーズって読みます。

意味を調べると、

SDGs(Sustainable Development Goals)は、2015年9月の国連サミットにて全会一致で採択された「持続可能な開発目標」。キーワードは「Leave No One Behind(誰一人取り残さない)」。2030年までを期限とする世界共通の17の目標により、貧困や飢餓や暴力を撲滅し、地球環境を壊さずに経済を持続可能な形で発展させ、人権が守られている世界を実現することを目指しています。

という事らしいです。

ひらたく言えば、
「国際社会での目指すべき目標という事です」

最近就職する大学生は、就職先の企業がSDGsを意識しているかを判断の基準としていることらしいです。

つまり、就職する企業がしっかりと自社の利益だけでなく、環境は勿論の事地球レベルでエコ的な事に取り組んでいるか?

また、自社の利益でなく共存共栄を考えているのか?という事なのでしょう。

やはり大学生の考えは、世相を表してるなぁって感じますし、素晴らしい!因みに私が就職したのはもう30年近く前バブル後すぐ。

この頃は日本が世界に君臨していた感があり、浮かれてた気がします。

我々があつかってる外壁サイディングも大分進化発展してきたことが嬉しいです。その昔はアスベスト混入。いまでは、原料へ戻していくリサイクルが主流になりつつあります。

地球自体も資源は限られているなかで、本当に地球は我々人間だけのものではないですよね。

このように自然の摂理に沿って行くと末長く繁栄していくことになると思うので、自分達のしていることに誇りを持って後世に繋げていきたいと思ってます!

外壁エコロジーシステム 理事長 山下隆盛

No.138 サイディングリサイクルの現状

NPO法人 外装エコロジーシステムも創立13周年を迎える事が出来ました。

これも会員皆様方と事務局の馬橋さんそして、産廃を処理して頂いている協力会社の方、そしてサイディングメーカー殿など関係者皆様のおかげであると改めて実感しております。

この場をおかりして皆様に御礼を申し上げます。

また、これからもこの団体が継続ができるように、私自身もしっかりと精進して参りたいと思います。

ところで、最近産廃業界も13年前から大分かわり、この10月で消費税の値上げでなく、 廃材処理費自体も上がってきました。

それだけ産廃の処理を適切に行うべきだという時代の流れが浸透してきたのだと感じております。

それに加えて、サイディング自体が建物に使われる割合も多くなり、サイディング自体がリサイクルできるような仕組みも大分整備されてきたと感じます。

ここ最近では、セメントメーカー殿と私たちが直接話しをする機会もふえ、やっと会の趣旨である「リサイクルをする」という事が浸透してきたのだとも感じます。

未来を作る土台を作るのは、我々の使命だと思って、会一丸となり、さらに発展していきたいと思っております。

ありがとうございました。

NPO法人 外装エコロジーシステム
理事長 山下 隆盛

No.123 身近にできるエコ活動

先日新聞記事をみてすこしびっくりしました。

内容は、「日本の海洋プラゴミが世界の27倍」もあるといいます。
これは、日本近郊の海洋に関してなので決して日本だけではないにしても日本を含むアジアであるとのことです。

今までビンとか缶だったものがほとんどペットボトルに代わってきており、そのペットボトルの処理が単純にできていない。
リサイクルも8割は行われているらしいが、何せ数が多いからそのプラがリサイクルできていないということなのです。

何がびっくりしたかというと、プラのリサイクルは進んでいると思ったのですが、それがこんなにも問題になっているのかということ。

そして、日本のプラを中国が最近受けりれなくなり、リサイクルが進んでいないというすこし自分の認識とちがったことがおどろきでした。

自分たちができること。⇒ 水筒などにいれてあまりプラを使わない。買わない。

たしかに、経済を回すためには買うことが必要ですが、水を買うのでなく、飲み物を買うのでなく、水筒を使えばお金も資源も有効に使える! こんなことを感じました。

身近なことから初めてみること皆さんにもおすすめいたします!
よろしくおねがいします!

ヤマテック 株式会社 代表取締役社長 山下隆盛

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