2050年までの目標であるカーボンニュートラル。
そこで住宅としてでできることの一つとして考えられるのが、自然エネルギーを利用した「太陽光発電パネル」の設置です。
仕事がら、屋根のリフォームをする際に時々私たちも設置に関するお仕事を手伝いすることが多くなりました。
この太陽光発電パネルは最近初期費用ゼロで設置ができることはご存じでしょうか?
これは「ゼロ円ソーラー」とも言われております。
今回は最新の「ゼロ円ソーラー」でよくある仕組みが「PPA」という仕組み。PPAモデルとは「Power Purchase Agreement(電力販売契約)」という新しいタイプの電力契約モデルです。
簡単にいうと、
- 需要者が施設の屋根や敷地を電力販売事業者に提供する
- 屋根や敷地に無料で太陽光などの発電設備を設置してもらう
- 需要者は発電した電力のうちの使った分の料金を電力販売業者に支払う
ということです。
これって、企業向けであるの?というとそうではありません。
もう少し細かく言うと、PPAモデルとは「Power Purchase Agreement(電力販売契約)」という意味となります。
このモデルは第三者である『PPA事業者』が法人のお客様が所有する建物屋根上に太陽光発電設備を設置し管理をします。
この時の設置費用やメンテナンス費用は『PPA事業者』が負担して設置を行います。
そのため、『PPA事業者』に太陽光パネルを設置して頂いているお客様には設置費用はかかりません。
その代わり、お客様はその太陽光発電設備から作られた電気をPPA事業者から購入し使用するという契約です。
屋根上に設置した太陽光発電設備については『PPA事業者』との契約年数(およそ20年)が終わった後は無償で譲渡されます。
太陽光パネルの寿命は30年程度と言われており、設備を譲渡された後もそのまま使用することができます。
設備を譲渡された後も、しっかり電気代削減に貢献してくれます。
結構シンプルな仕組みです。色々な会社があるので調べてみるのもよろしいかと思います。
「タイナビ」と検索すると ポータルサイトがあるので詳しく説明されています!
個人でも電気を削減できる太陽光発電パネルの設置、考えてみるのも良いと思います。
ヤマテック株式会社 代表取締役社長 山下隆盛