事務所の桜が悩みの種です。
『サクラは庭には植えるな』
裏庭ならと植えたときは小さく数年でこのような野性的な成長をするとは考えてもみませんでした。
最近コントロール鉢(植木屋さんが開発)という側面と底面に複数の穴を開けた鉢に樹体を入れ、土中に埋め込んで根の伸長を一定の範囲に制限することが出来る地中ポットで木が大きく育たないので花が早くから沢山咲きやすくなり、果実がなるのも早く糖度も高いそうです。
植木が大きくなりすぎると家や庭の日当たりが悪くなり、成長しすぎると木の陰になっている他の植物が育たなくなり、庭木が隣の住人の敷地内に入ってしまうと近隣トラブルの原因になってしまうケースもあり、根が張るのを防ぎたい、木を大きくしたくない場合は、コントロール鉢に植えたまま地植えするのも良いですね。
小さい庭に色々な樹木を希望の大きさで育てられ、お客さんが喜ぶように苗木を育てる、植木さんの知恵です。
また若い木は光合成により二酸化炭素を吸収しますが、大きくなりすぎた木は二酸化炭素の吸収よりも排出のほうが多くなるそうです。
自宅の庭木が地球温暖化を促進していると思うと、複雑ですね
有限会社 フレックス 関根郁子