No.165 破壊者側の事情

我らが『外装エコロジーシステム』は2006年7月に設立された、窯業系サイディング業界で唯一のリサイクル推進団体である。

現在多くの方々が意識する事となったSDGS推進の先駆けとも言えるであろう。

いつの間にか私も年を重ね、これからの若い世代のために現在の環境を改善しなければならないという使命を抱くようになった。

そこで直面したのが現在の目を覆う様な惨状だ。

そう、日本においては高度経済成長に起因する多くの環境破壊活動。
廃炉方法や廃棄物の処分手段もないまま造られた原子力発電所。
後先考えずに行った植林。
廃棄物の海洋投棄。
しかも我々経営者は未だにバブル経済のツケを払い続けている状態だ。

父親世代を恨んだこともあったが、考えてみれば当時の彼らが見ていたのは『焼け野原』であったことに気づく。

多くの問題を残したとはいえ、現在の日本の豊かさを創ってくれたのは私たちの親世代である。

これには感謝するほかない。

その『破壊者側の事情』を考えてみる。
そうすると自ずから歩むべき道が見えてくるのではなかろうか。
 
我々の世代が歩むべき道。
今ある様々な壁をぶち壊す良心的『破壊者』となること。

SDGSを通し、この令和の時代に伝説となる多くの『破壊者』が登場する事を祈り、私もそうありたいと思う。

ガイズカンパニー株式会社 仲本 純