先日、外装エコロジーシステム活動の一環として
理事長、副理事長、理事でサイディングメーカー工場へ訪問し
環境室の方々と意見交換をしてきました。
まず外装エコロジーシステムの取り組みとして
工学院大学と連携しリサイクルの研究を行っていることや
各工事店として抱えている廃材処分に対する問題点や現状を
伝えるとともに、メーカーへの要望、メーカーとしての取り組みを
伺ってきました。
やはり、処分費用の高騰や、回収バケットが置けない現場
板材以外の梱包材、シーリング材、パレット等の不随する廃材など
問題点は多々あります。
メーカーとしての一部の打開策や今後可能であろう回収方法等も聞けましたので意義のある訪問になったと思っています。
CO2削減に対してサイディング廃材の需要に期待したいところですが、業態としてまだまだセメント業界との連携も難しいようです。
会議後にメーカー工場内でのリサイクル作業の流れを見学させて頂きました。
まず端材を粉砕機に入れる作業は、手作業にてホットメルトを剥がした上、ベルトに乗せていました。
手作業故処理能力的には厳しい状況だと感じましたが、限定された割合とはいえ、原材料へのリサイクルが実際に行われていることを目にすることが出来ました。
サイディング廃材が多用途へのリサイクル原料として
今後さらに活用されることが期待できると実感しております。
これからも我々の取り組みが少しずつでも前進していければと思います。
ゴットウォール株式会社
代表取締役 後藤秀昭