No.159 ウッドショック

建設業界で今木材の不足が始まっています。

大工さんだけが材木を扱うように思えていますが
私達、外装工事業でも木材を扱っています。

今までで何度かウッドショックがあったそうです。

第1次 1992~1993年
米国での環境問題やカナダでの禍伐採調整で丸太が急騰

第2次 2006年ころ
中国や他国での木材消費が急増、
世界の木材供給量が追い付かなくなった。

第3次 2020年~
米国の財政支出資金でお金あまりの状態を生み出し
木材市場に大量のお金が流れ込み、木材価格の高騰

リモートワークが急速に拡大し、
会社近くに住む意味がなくなり郊外へと移動。
そのため新築・リフォーム案件が増加に

コンテナ不足によりタイトな物流事情。
世界的に貨物船の減便、物が入っていも14日間の隔離、港の人員不足
(これにより、半導体・プラスチック等においても材料不足)

等、まだ他の影響もあります。

すべてコロナの影響によるものだと思います。

ウッドショックがこのまま続くと材料不足による工期延長
さらに高騰が続けば材料高騰時の追加請求など
どの方々にも良くない状況になっていきます。

これから、新築を購入される方、リフォームを考えている方
「大丈夫」と言われても過信しないように

マスクを気にせず、町を歩いたり、飲みに行ったり、遊びに行ったり
コロナ禍の前の状況に早く戻りたいと思っています。

株式会社 成有 成田康朗

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