No.137 『不都合な真実』から13年 建設職人が直面している地球という名の地獄のような労働環境

『不都合な真実』(ふつごうなしんじつ、原題: An Inconvenient Truth)は、2006年のアメリカ合衆国のドキュメンタリー映画。

アル・ゴア元アメリカ合衆国副大統領が主演している。

第79回アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞・アカデミー歌曲賞を受賞し、本作で環境問題啓発に貢献したとしてゴアがノーベル平和賞を授与されている。

毎日のように報道されている『熱中症』による死亡事故。

熱中症予防のためのアドバイスはありがたいが、現在長梅雨による工期遅れを挽回しようと、この猛暑の下、必死になって働いている建築外装職人の現状にふれたい。

環境悪化により夏の猛暑化は留まる事をしらず、年々気温は上昇していく。

当然クーラー等の設置が現実的でない外装工事現場においては、この気温の下においても重量物の持ち運びの多い過酷な労働を強いられている状態である。

十分な休憩をとることが重要と思われるが、バブル以降の低生産性が改善を見ない現状においてはそれもままならない。

炎天下における重労働となれば、若者の建設職人のなり手がいないのは当然の結果である。

当事者である建築外装業関連の会社を営む経営者(これを書いていいる私も含む)の話をきくと、多くの方は「仕方が無い、どうせ変わらない」と諦めモード。

我々は、このまま貴重な職人さんたちに過酷な労働を強い、結果建設業界が衰退していくのを手をこまねいて観ているしか無いのであろうか?。

「少しづつでも良いから、これからの未来に寄与する行動をするべきではないだろうか!」

これが当『外装エコロジーシステム』の原点だと考えている。

我々が事業推進することによる環境負荷を少しでも減らしたい、そのためには何をすればよいのか?。

その目的で活動している窯業系サイディング業界における唯一のNPOである。

我々には必ずやらなければならない事がある。それができなければ誇りをもった企業であるとは言えない。

関連団体である『東日本サイディング事業協同組合』は、全国連合会に発展をとげ、サイディング業界の様々な課題に関し、「全国の同業者の総意をもって」改善にむけていよいよ走り出したのである。

ここで、アル・ゴア副大統領の言葉を引用して、私の記述を締めさせて頂こうと思う。

“キング牧師は、いつまで戦うのかと問われた時、“じきに終わる。なぜならば虚偽は長続きしないし、最後には正義が勝つ”と説いた。今の我々も同じだ。変化を起こす時だ。奴隷制度廃止運動、女性参政権運動、公民権運動、アパルトヘイト廃止運動、これらの運動は、いつの時代も反対にあった。人類の運命は、人類によって定められる。未来の人類を救うんだ。環境破壊を止めるんだ。未来に望みをつなぐんだ。”

2017年11月16日放送
NHKクローズアップ現代
元副大統領アル・ゴアの告発~“不都合な真実”はいま~より引用

NPO法人外装エコロジーシステム 理事
仲本 純